『子どもを本好きにする10の秘訣』を読んでみた

情報
記事内に広告が含まれています。

末っ子が通っている保育園に、保護者向けの貸し出し図書があるのですが、帰り際に眺めていたら気になり読んでみました。

最初と最後に、8分野291冊のおすすめブックリストが記載されているので、これから本を買うときに使えるリストになります。

8分野は「命・生き方」「科学」「冒険・ファンタジー」「家族・人間関係」「生き物・自然」「世界・社会」「芸術・完成」「昔話・神話・歴史」になります。

『子どもを本好きにする10の秘訣』の目次

 

  • 第1章 わが子を本好きにするススメ
    1. 本と読むと、成績はよくなるの?
    2. 「おやつの本」よりも「ご飯の本」を読ませる
    3. 考え抜かれた本こそが「良い本」
    4. 図書館から借りて済ませてもいいの?
    5. 読書感想文は必要なし
    6. 本好きな子は孤独なの?
    7. 読書と実体験の往復が大切
    8. 次につながる読書になっているか
    9. 「泣ける話」を押し付けないで
    10. 読むたびに発見がある本を
    11. ファンタジーで力強く生きる視点を得る
  • 第2章 読み聞かせ=「耳からの読書」で本に親しむ
    1. 読み聞かせはなぜ大切なの?
    2. 読み聞かせは自然な声で
    3. 読み聞かせは寝そべってもいい
    4. 読み聞かせは何歳でも構わない
    5. 読み聞かせに向いている本の選び方
    6. 挫折せずに黙読に移行させる方法
    7. 義務感で読み続けるのはNG
    8. 読み聞かせは物語でなくでもいい
  • 第3章 目的別 子どもが読みたくなる本の選び方
    1. 子どもが自分から本を読むようになるマル秘作成
    2. 年齢が上がるにつれ字の多い本を読ませるべき?
    3. 社会に関心が向くきっかけになる本
    4. 夏休みの自由研究のヒントになる本
    5. 動物が出てくるおすすめの本
    6. 読書よりも外遊びの好きな活発な子を夢中にさせる本
    7. 異文化理解に関心が向くきっかけになる本
    8. 自分の生き方を見直すきっかけになる本
  • 第4章 豊かな読書体験がさまざまな力をはぐくむ
    • 本は「読まなければならないもの」ではないけれど
    • 9つの力①  「知識」と「知恵」-情報の拾い読みからでは得られないもの
    • 9つの力② 幅広い表現と「書き言葉」ー第三者との対話力
    • 9つの力③ 想像力ー見えないものをイメージする力
    • 9つの力④ 記憶力・情報整理力ー「分ける」から「わかる」へ
    • 9つの力⑤ 多様な価値観ー自分を「外」から見て見ると…?
    • 9つの力⑥ 他者との「つながり」-どこかの見えない誰かとも
    • 9つの力⑦ 自分の感情をコントロールする力ー実人生のシミュレーション
    • 9つの力⑧ 自ら問いを立てる力ー「答える力」よりも「問う力」
    • 9つの力⑨ 自分の人生を肯定して生きる姿勢ー自分の人生という「物語」をつくる
  • 子どもを本好きにする10の秘訣
  • 自分だけの物語を
  • おわりに

『子どもを本好きにする10の秘訣』の気になったところ

P.40 「良い本」

渋谷の楽器屋さんで働いて、店長になった友達からも言われたのですが、「子どもに楽器を与えるなら最初にいいものを使わないと音感が良くならないよ!」と言われたことを思い出しました。

P.54 ブックトークノート

読書感想文を書くときに使える「ブックトークノート」だそうです。

本来はおすすめの本を紹介するときに使うようなのですが、ある程度のガイドラインがあったほうが分かりやすいですね。

ちなみに、同時に読んでいたマンガ「ミステリと言う勿れ」8巻の中で、嫌な宿題「読書感想文」の事が書かれていたのですが、「桃太郎」を例にして『本を読んで、思ったこと、考えたこと、それを言葉にする』と整くんが子どもに教えていました。

僕も読書感想文って超苦手だったので、この方法はわかりやすいなぁ〜って納得でした。

P.156 人はなぜ勉強する? 人はなぜ生きている?

ザ哲学の話ですね。

そういえば「なんで勉強するのか?」が気になって、13年前にボヤいてみたのですがかなり見当違いのことを言ってました。。(恥ずかしい)

今思うと、「分かる」ためですよね。

このあと「P.174」にも出てくるし、こないだ読んだ「金持ち父さんの子供はみんな天才 親だからできるお金の教育」でも同じこと言ってました。

赤線の部分は、整君がよく言う「常々思っていたのですが・・・」っていうのが大事ですね。

P.167 ウナギ文

「ウナギ文」という単語を初めて知ったのですが、小学校3,4年生ぐらいまでこんな話し方の段階っていうのも分かる気がします。

「筋肉痛が痛い」っていうのも同じかな?!(笑)

P.174 「わかる」

「わかる」は「分ける」。

最近読んでいる本や見たものがなんかつながりますね。

知性の定義の一つは、細かく区別する能力・・・

『子どもを本好きにする10の秘訣』を読んだ感想

子どもの頃に親から「本を読みなさい」と言われた記憶があるのですが、家に本(親が楽しんでいる本)やマンガがあった記憶が全くないんですよね。

それゆえ、本を読むのは夏休みの宿題で課題になる「読書感想文」の時だけだったので、「本」って嫌いだったんですよね。

それが、自分のお小遣いでジャンプを買うようになり、単行本を楽しむようになり、三国志関連のマンガから「本」に興味が出てきて、「本」が面白いものだと分かり始めたんですよね。

なので、我家のリビングは壁一面にマンガがあって、僕が買った本も子どもに読ませたいものはあえて残してあります。

そして、小学生の宿題「音読」で同じものが続いて、飽きてしまったこともあり、

小3 音読の宿題「ちいちゃんのかげおくり」が何度も何度も続くので、聞き飽きて「チーズはどこに消えた?」を音読してもらったらいい勉強にできた!
「ちいちゃんのかげおくり」って覚えてますか?小学校で習う戦時の遊びを取り上げた悲しめなお話ですが、インパクトが強めなので「スイミー」や「スーホの白い馬」とともに、「あぁ〜〜〜!」ってなると思います。我が家の長男くんの国語宿題は、ほぼ毎日音読...

いまでは、いよいよ音読してもらっています。

子どもたちの「音読」スケジュール(学年別)
第1子くんが小3になって、音読の宿題で「ちいちゃんのかげおくり」が何週も続いたせいで、教科書以外の音読を始めました。小4になってからは、教科書の音読だけじゃ物足りなくなってしまって、宿題にプラスして色々と音読を進めているのですが、第2子ちゃ...

半強制的な部分もあるのですが、これだと「本好き」にはならないかもしれないなぁ〜。

この記事の本『子どもを本好きにする10の秘訣』

コメント

タイトルとURLをコピーしました