「ちいちゃんのかげおくり」って覚えてますか?
小学校で習う戦時の遊びを取り上げた悲しめなお話ですが、インパクトが強めなので「スイミー」や「スーホの白い馬」とともに、「あぁ〜〜〜!」ってなると思います。
我が家の長男くんの国語宿題は、ほぼ毎日音読があるのですが、小3になったら懐かしの「ちいちゃんのかげおくり」が始まったものの、ほどほどに長いストーリーなのに何度も何度も音読の宿題が続きます。
読む息子も大変なのですが、毎日毎日聞かなきゃいけない親の方も大変だし、お互いに飽きてきます。
なので、「ちいちゃんのかげおくり」の代わりにスペンサー・ジョンソンの「チーズはどこに消えた?」を音読してもらったら、ところどころ読めない漢字はあるものの、内容もわかりやすくちょうどいい勉強ができちゃったのでおすすめだったので共有です。
スペンサー・ジョンソンの「チーズはどこに消えた?」
『チーズはどこへ消えた?』は、ウィキペディアによると童話でビジネス書になります。
アメリカ合衆国の医学博士・心理学者であるスペンサー・ジョンソンが著した童話、ビジネス書。 1998年にアメリカで出版される。2009年時点で全世界で累計2400万部、2019年時点で2800万部を超えるベストセラーとなっている。
引用元:チーズはどこへ消えた?|フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ですが、その時点で105刷になっていて(1刷は2000年11月30日)、日本でも450万部以上のベストセラーになっています。
ストーリーはすごく単純で「迷路のなかに住む、2匹のネズミ(スニッフとスカリー)と2人の小人(ヘムとホー)が、迷路内に出現するチーズで生活していたのですが、そのチーズが突然なくなってしまい、それぞれがどのように対応するか?」というお話なので、小学校3年生でもストーリーは理解できるし、ある程度漢字も読むことが出来ます。
メインストーリーの部分は50ページしか無いので、大人ならサクッと数時間で読み切れる内容ですが、「チーズ」は【私たちが人生で求めるもの】を象徴していて、突然なくなった「チーズ」を、探す?探さない?行く?行かない?やる?やらない?的なことを考えさせられる内容になっています。
本を読みながら、自分が[スニッフ]なのか[スカリー]なのか、[ヘム]なのか[ホー]なのかと、自分の行動を深く考えられるようになります。
音読しながら「読めない漢字」や「意味を知らない言葉」をメモ
1回の音読で切りの良いところ(5〜8ページ程度)まで進めるのですが、「読めない漢字」や「意味を知らない言葉」をメモしていき、音読が終わったら国語辞典・漢字辞典・web検索して調べます。
いつの間にか、読める漢字が増えていてビックリしたのですが、それでもわからない漢字は色々出てくるので、自然と語彙力を上げることが出来ちゃいます。
スペンサー・ジョンソンの別の本
なんだかんだで2週間程度で、「チーズはどこに消えた?」を読み切ってしまいましたが、続編の「迷路の外には何がある?」のことは知っていたので、図書館で借りてきて同じ内容の音読が続いたときに、切り替えて続けています。
「迷路の外には何がある?」には、「ホープ(Hope)」という新しいキャラクターが出てきて、続きのストーリーを知ることが出来ます。
また、「チーズはどこに消えた?」と「迷路の外には何がある?」とは、まったく別の話ですが「頂きはどこにある?」も面白いので、次はこれにしようと思っています。
小3 音読の宿題「ちいちゃんのかげおくり」が何度も何度も続くので、聞き飽きて「チーズはどこに消えた?」を音読してもらったらいい勉強にできた! のまとめ
父ちゃんが飽きてしまったのもあり、別の本の音読を初めたのですが、小学校3年生になると思っていた以上に漢字を読めるようになっているし、読んだ内容も理解できるようになっていてビックリしました。
スペンサー・ジョンソンの著書は、大人が読むとサクッと読めるけど仕事や私生活、人生を深く考えることができるのですが、子どもが読んでも単純なストーリなので理解することも出来て、今後の生活で活かしていくことも出来そうです。
もし、同じ内容の音読に飽きてしまったら、試してみると良いですよ!
そういえば、うちの奥にも「チーズはどこに消えた?」をおすすめしたのですが、活字本を10ページぐらい読むと寝ちゃうからいまだに読み終わってないので、第1子くんに読み聞かせしてもらおうかな(笑)
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