2016年10月にヤマハの電動自転車【PAS Kiss mini XL. [パス キッス ミニ エックスエル]】(機種名:PA20KXL)を購入してからかれこれ6年。。。
前ブレーキの交換は自分で何度かしてきたのですが、
ブレーキを握るとグリップのところまで握れてしまって、ブレーキがかけにくくなったので色々調べて調整してみました。
前輪の上にあるボルトのような部分を、モンキーレンチかペンチで調整してあげれば、ブレーキの握り具合を調整することが出来ました!
ただ、素人が備忘のためにも記事にしていることなので、整備は自己責任で作業をしてください。
PAS Kiss mini XLの取扱説明書
ググってみたら取扱説明書がすぐ出てきたのですが、別の自転車で、、、自分の自転車は「PAS Kiss mini XL」でした。
(「PAS Kiss mini XL」すでに生産終了していて、いまはPAS Kiss mini un (パス キッス ミニ アン)という名前になっているようでした。)
取扱説明書を全部見てみたのですが、ブレーキの調整などのページはなく、、点検関連のページには、だいたい「販売店で点検・整備を受けてください」と表示されていました。
おそらくブレーキは故障していたり、整備不良だと直接事故に関わるから、自分で整備する場合には自己責任の上で、、ってことですかね。
前輪ブレーキのアジャスターを調整する
ブレーキシューを交換したときに付いていた、「取り付け方法」の中に「アジャスターでのブレーキアーチの微調整」というものがありました。
これと、後述したサイトを参考にして整備してみました。
現状確認
前ブレーキはハンドルの右側になるのですが、握っていない状態だとこんな感じですが、
ブレーキを握ると、ブレーキのレバーがほぼグリップにくっつくぐらいになってしまっていました。
前輪のブレーキの部分を見てみると、5mm程度の隙間が空いてしまっています。
ただ、少し見にくいのですが、ブレーキ自体の溝は1mm以上ある状態なのでまだまだ使えそうな状態でした。
アジャスター調整
いろいろ調べた上で、自分のPAS Kiss mini XLを見てみると、前輪の上にある赤矢印部分にナットが2つついているので、おそらくここになるだろうと。
試しにペンチで左回し(時計の反対)に回してみたら、最初は硬かったのですがナットが2つとも一緒に動いたのですが、ちょっと動いたあとは手で回して作業することが出来ました。
とりあえずネジ山を5,6個分ぐらい回してみて、下側にあるナットだけ右回し(時計回り)にさっきの逆で回して、元の位置まで戻してあげます。
ちなみに、最初の段階であまり回し開けすぎるとこのアジャスター部分が外れてしまうことがあるようなので、やりすぎには注意が必要なようです。
この状態で全面から写真を撮ったら、下側のナットが隠れるような状態になりました。
整備後の状態
アジャスターをとりあえずいじってみて、ブレーキレバーを握ってみたらびっくりするぐらいいい感じに、半分ぐらいまでしか握れなくなりました。
前輪側のブレーキを見てみると、最初とは違い1,2mm程度の隙間になりました。
前輪ブレーキのアジャスター調整のBefore after
ブレーキレバーは、握れる幅が半分ぐらいになり、以前よりもしっかりブレーキが掛かるようになりました。
ブレーキシューの方も前輪のリムまで近くなり、すぐにブレーキをかけれる状態だけどリムには接触していない状態です。
アジャスターの部分は、少し角度の違いはありますが2つのナットの間が5〜6個程度のネジ山が見えるようになりました。
電動自転車の前ブレーキの緩みを調整(締める)方法 【PAS Kiss mini XL】 のまとめ
以前からブレーキ交換はしていたものの、微調整はせずにブレーキが減ったら交換していたのですが、アジャスターでの調整は結構簡単でした。
次回からは、ブレーキシューを交換して、ブレーキレバーがユルユルになったら、アジャスター調整をしていこうと思います。
ただ、完全にブレーキシューが無くなってきたら、交換するときにアジャスターを元に戻すのを忘れないように気をつけないといけないですね。
念の為ですが、取扱説明書を見ると「販売店で点検・整備を受けてください」と表示されていることが多いので、自分で作業する場合には自己責任の上で行ってくださいな!
今回参考にしたサイト
自転車は違ったのですが、仕組みは一緒だろうなぁ〜ということで参考にさせていただきました。
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