2016年10月にヤマハの電動自転車【PAS Kiss mini XL. [パス キッス ミニ エックスエル]】(機種名:PA20KXL)を購入してからかれこれ3年。。。
前ブレーキの右ハンドル側のレバーが、だいぶグリップに近づいてきました。
理由は、ブレーキシューがすり減って来たため、自転車のホイール(リム)との間隔が広がったからです。
自転車の前ブレーキの交換は、比較的簡単なので自分で交換作業をしてみました。
※素人が備忘のためにも記事にしていることなので、整備は自己責任で作業をしてください。
交換するブレーキシュー
交換に使うブレーキシューは、アルミリム用のブレーキシューです。
最初から自転車に付いていたブレーキシューをよく見ると「YSB-PSC-C」と文字が書かれていたので、Amazonで検索してみたらすぐに出てきました!
ちなみにブレーキシューには、アルミリム用とステンレスリム用があるようなので、間違えないように気をつけてください。
新しいブレーキシューの裏面には、取り付け必要工具として「10mmスパナまたはモンキーレンチ」と記載されていました。
また紙の部分を広げると、内側にはブレーキシューの「取付け方法」が記載されていました。
新しいブレーキシューは、こんな形をしています。
今まで交換したことがなかったので、初めてブレーキシューをよくみました。
前輪ブレーキシューを交換してみる
早速交換をしてみたのですが、行う作業は「取り外し」と「取り付け」だけです。
古いブレーキシューを取り外す
現状のブレーキシューはこのような形で、
ホイールからブレーキシューまでは、4,5mm程度離れていました。
先程の説明書に書いてあったのは「ブレーキを離した状態で、シュートリムの間隔が約2mm(左右均等)になるように・・・」ということなので、すでに2,3mm減っていることになりますね。
見にくくなっちゃったのですが、反対側も同じぐらい減っていました。
取り外し方は簡単で、外側にあるナットを回してあげればブレーキシューを取り外せます。
最初はナットが硬かったのですが、少し回れば手で回すことが出来ました。
取り外したブレーキシューを新しいものと比べたらこんな感じです。
すり減り具合は、3,4mm程度あったようです。 なので、ブレーキレバーを握るとかなり握れてしまったのですね。
新しいブレーキシューを取り付ける
古いブレーキが取り外せたら、新しいものを取り付けます。
ブレーキアーチ(台座)との間隔が結構ギリギリなので、新しいブレーキを入れるのに少しだけコツが要りました。
ブレーキアーチのところに、ブレーキシューを下向きに準備したら、
ブレーキシューのボルト部分を、「クルッ」と設置するブレーキアーチ(台座)の穴のところに先に入れて、
ホイール(リム)のところ(上の方)へ、ずらし入れていきます。
先にボルト部分を入れてからじゃないと、間隔が狭くてうまくブレーキシューをはめ込むことが出来ませんでした。
とりあえずブレーキシューをブレーキアーチに入れることが出来たら、ナットを軽く付けて仮止めしておきます。
ホイール(リム)の真上にブレーキシューが来るように向きを整えたら、ある程度動かなくなるまでナットをしっかり締めていきます。
・・・ですが、最後に強く締めたときにブレーキシュー自体も少し動いてしまい、ちょっとずれちゃうっていう。。。
何度か調整して、ちゃんとホイール(リム)のところに、まっすぐピッタリ取り付けができました。
ブレーキレバーを何度か強く握ってちゃんと動くかチェックし、ブレーキを離した状態でシュートリムの間隔が約2mm(左右均等)になっていたら、実際に自転車に乗って前ブレーキのテストをします。
問題なく正常にブレーキが効きました!
ブレーキレバーの握り部分も、グリップ部分から間隔が空いて、半分ぐらい握るだけでブレーキがしっかり掛かるようになりました!
電動自転車の前ブレーキを交換する方法【PAS Kiss mini XL】 のまとめ
はじめてのブレーキ交換だったのですが、電動自転車でもとっても簡単に作業することが出来ました。
作業時間も写真を撮りながらでしたが、30分かからず出来たので、1回作業してなれてしまえば10分かからずに交換できちゃいそうです!
今回は、サクッとブレーキを交換してしまったのですが、ブレーキシューを見るとまだ余裕がありそうだったので、次はブレーキのアジャスターを調整して、もうちょっと同じブレーキシューを使い切ることが出来るような気がしちゃいました。
[2021年1月追記] アジャスター調整してみました!
コメント