電動自転車のハンドルを固定する「テモトデロック」を調整(締める)方法 【PAS Kiss mini XL】

手元操作式パーキングストッパー(テモトデロック) 子育てグッズ
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2016年10月にヤマハの電動自転車【PAS Kiss mini XL. [パス キッス ミニ エックスエル]】(機種名:PA20KXL)を購入してから、なんだかんだでもう7年弱。。。

諸々の交換や調整は自分で何度かしてきたのですが、

自転車を止める時にハンドルを固定して、左右に動かなくなるようにする「テモトデロック」が、緩くグラグラ(グニャグニャ)になったので色々調べて調整してみました。

前輪の上にあるボルトのような部分を、モンキーレンチかペンチで緩めて、手でグルグルして調整してあげれば、「テモトデロック」の固定具合を調整することが出来ました!

手元操作式パーキングストッパー(テモトデロック)の調整ナット

ただ、素人が備忘のためにも記事にしていることなので、整備は自己責任で作業をしてください。

PAS Kiss mini XLの取扱説明書

「電動自転車 ハンドルロック」などとググってみたら『手元操作式パーキングストッパー(テモトデロック)』という名前がわかったので、改めてググると取扱説明書がすぐ出てきたのですが、前回同様別の自転車で、、、自分の自転車は「PAS Kiss mini XL」でした。

(「PAS Kiss mini XL」すでに生産終了していて、いまはPAS Kiss mini un (パス キッス ミニ アン)という名前になっているようでした。)

取扱説明書を全部見てみると「手元操作式パーキングストッパー(テモトデロック)」のページがいくつか出てきました。

ブレーキの調整などと同様に自分で調整する方法などのページはなく、、関連ページには、だいたい「販売店で点検・整備を受けてください」と表示されていました。

 

整備不良だと直接事故に関わるから、自分で整備する場合には自己責任の上で、、っていうことのようです。

手元操作式パーキングストッパー(テモトデロック)の使い方

そもそもの部分ですが、手元操作式パーキングストッパー(テモトデロック)の使い方は、右手側の変速ギアのところに使い方が説明されています。

手元操作式パーキングストッパー(テモトデロック)

人差し指側にある「解除レバー」を押して、

手元操作式パーキングストッパー(テモトデロック)

ぎゅっとハンドル側に近づけた後に、

手元操作式パーキングストッパー(テモトデロック)

親指部分の「ロックレバー」を下まで押して、

手元操作式パーキングストッパー(テモトデロック)

左の「解除」の状態から、右の「ロック」のところまでレバーを動かしてから、

人差し指の「解除レバー」を離すと、ハンドルが固定されて、自転車を止めている状態でもハンドルが左右にグルンとならなくなる機能です。

買い物した荷物や子どもの乗り降りの際にとっても便利な機能ですが、無理やりハンドルを動かそうと思えば、カチ、カチ、カチと歯車を動かすような感じで固くなっていますが動きます。

ちなみにロックを解除する時は、人差し指側にある「解除レバー」を押せば、カチンと「ロックレバー」が自動的に上に動いてロックが解除できます。

手元操作式パーキングストッパー(テモトデロック)を調整する

このハンドルが固定されて、自転車を止めている状態でもハンドルが左右にグルンとならなくなる【固定の強さ】が時間とともにユルユルになってきちゃいました。

軽く固定はされているのですが、すごく簡単にハンドルが左右に動いてしまうので、子どもを自転車から乗せる時に足がぶつかると、ハンドルが曲がって座る部分がグルンとなって乗せられなくなることがちょこちょこと。。。

ということで、手元操作式パーキングストッパー(テモトデロック)を調整します。

調整先を探す

固定するロックレバーの先にはワイヤーが続いているので、指で触っているワイヤーを追いかけていきます。

手元操作式パーキングストッパー(テモトデロック)のワイヤー

ずっと追いかけていくと、ハンドルの下の方の前輪の上の付け根部分に、手元操作式パーキングストッパー(テモトデロック)をしているパーツがわかりました。

手元操作式パーキングストッパー(テモトデロック)の調整部分

この部分のナットを調整して、ワイヤーの長さを変えると固定力を変更できるそうです。

ナットを緩めて、調整部分を緩めて広げる

よく見るとナットが奥に見えて、手前にも回せそうな部分があります。やり方はとっても簡単でした。

  1. 赤矢印のナットを、反時計回り(青矢印の方向)に回して緩める。
  2. 黄色矢印部分が手で動かせるようになるので、ちょっとずつ反時計回り(青矢印の方向)に回す。
  3. 赤矢印のナットを、時計回りに回して締める
  4. 手元操作式パーキングストッパー(テモトデロック)を使ってみて、固定具合を確認する。

手元操作式パーキングストッパー(テモトデロック)の調整ナット

実際には見にくいので分かりにくいのですが、下の写真のように、ナットと調整部分の幅が広がると、固定する力が強くなり、ハンドルが動きにくくなります。

手元操作式パーキングストッパー(テモトデロック)

もし固定する力が弱いようであれば、再度ナットを緩めて同じように調整してみてください!

電動自転車のハンドルを固定する「テモトデロック」を調整(締める)方法 【PAS Kiss mini XL】 のまとめ

自転車を止めて子どもを乗り降りさせる際や、買い物してハンドルの間の座席にちょっと重めの荷物を入れる際に、「テモトデロック」を使ってハンドルを固定しているのに、左右にグラグラ(グニャグニャ)になったきたので調整してみたら、劇的にハンドルロックが固くなってしっかりと固定することができるようになりました。

前輪の上(座席の真下)にあるボルトのような部分を、モンキーレンチかペンチで緩めて、手でグルグルして調整してあげるだけだったので、ブレーキの交換や調整するよりも簡単でした!

 

念の為ですが、取扱説明書を見ると「販売店で点検・整備を受けてください」と表示されていることが多いので、自分で作業する場合には自己責任の上で行ってくださいな!

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