『同じ勉強をしていて、なぜ差がつくのか?「自分の頭で考える子」に変わる10のマジックワード(小学校1年生~小学校6年生対象)』を読んでみた

教育
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Kindleで見かけた本で、気になって読んでみました。Amazon Prime 会員なので、無料(追加費用無し)で読むことが出来ました!

タイトルにあるように、同じ小学校で同じクラスで「同じ勉強をしていて、なぜ差がつくのか?」って、自分自身の経験からも気になるところですよね。

「はじめに」の部分で、学びには3つのタイプがあり『【タイプ3】寝ている時以外、日常全てが学びになっている人』は、生活しているだけでどんどん学んでいるから、どんどん差ができていくと言っており、

【タイプ3】になっていくための、「10のマジックワード」を教えてくれます。

マジックワードは、子どもに考えさせるための単純なキーワードですが、かなりわかりやすく説明してくれています。

親になってわかる経験から考えると、「なぜ?なぜ?期」になった子どもに、すぐに答えられないような質問されたときに、なんと答えようか考えている状態になっているイメージですね(笑)

意外とすでに出来ている部分もあったのですが、さらに普段の生活を「楽しい学びの場」に出来そうなので、かなり参考になると思いますよ!

『同じ勉強をしていて、なぜ差がつくのか?』の目次

  • 第1章 同じ環境・条件なのに、なぜ“できる人”と“できない人”に分かれるのか
  • 第2章 「学び」の3つのタイプとは?
  • 第3章 できる人は「頭のつくり」が違うのか?
  • 第4章 「意味が理解できる人」と「意味が理解できない人」の決定的な違い
  • 第5章 OSをバージョンアップするアプローチ1「疑問を持たせる」
  • 第6章 OSをバージョンアップするアプローチ2「まとめさせる」
  • 第7章 さらにOSを強化する5つのマジックワード

この本の中で出てくる「10のマジックワード」一覧です。

●「頭脳のOS」をバージョンアップする「10のマジックワード」

  1. 「なぜだろう」?
  2. 「どう思う」?
  3. 「どうしたらいい」?
  4. 「要するに」?
  5. 「たとえば、どういうこと」?
  6. 「楽しむには」?
  7. 「何のため」?
  8. 「そもそも、どういうこと」?
  9. 「もし〜どうする(どうなる)?」
  10. 「本当だろうか」?

『同じ勉強をしていて、なぜ差がつくのか?』の気になったところ

P.24 東大生に共通する3つのこと

最初に「できる人」の代表、東大生に共通することを教えてくれたのですが、「集中して人の話を聞く」ことの重要さが分かります。

P.61 字ヅラだけを追う子

これは自分で読書をしている時に、ちょっと別のことを考えると「読んで」いるのではなく「字ヅラ」だけを追っていて、ちゃんと自分の中に入ってこなくて、もう一度読み返すことがあるのでよく分かる。

その状態と同じと考えると、子どもの頃に国語の授業というか読んで答えるテストが苦手だったのがよく分かる。

P.64 OSをバージョンアップするアプローチ

人間の頭脳を「OS(パソコンのオペレーションシステム)」と例えて、日々勉強する科目を「ソフトウェア」に例えて「インストールする」っていう表現がすごくわかりやすかった!

古〜いWin95には、最新のソフトはインストールできないし、出来たとしても即フリーズ。

子どもの「頭脳(OS)」をバージョンアップして行ってあげないと、年齢に合わせてインストールしようとする「科目(ソフト)」は、起動するわけなくなる。

足し算が理解出来ないと、掛け算が出来ないのは、そういう例え方も出来ますね。

P.72 何度も聞かれるうちに、「これは、こうなってんの‼」

わかる‼すごくよくわかる‼

けど、「なぜを5回繰り返す」トヨタ流のなぜなぜ分析を思い出すと、これ言っちゃったらダメだよなぁ〜とよく思い出します。

P.77 何を問うかで、話しやすくなる

「質問はありますか?」じゃなくて、「感想はどうですか?」「どう思いますか?」だと言いやすいし、話しやすい!

P.92 帰納法と演繹(えんえき)法

いつも「帰納法と演繹法」ってなんだっけ?!?!となるのですが、とってもシンプルでわかりやすい図を書いてくれてた!

P.147 10のマジックワード

最初にも表示されていたマジックワード。

●「頭脳のOS」をバージョンアップする「10のマジックワード」

  1. 「なぜだろう」?
  2. 「どう思う」?
  3. 「どうしたらいい」?
  4. 「要するに」?
  5. 「たとえば、どういうこと」?
  6. 「楽しむには」?
  7. 「何のため」?
  8. 「そもそも、どういうこと」?
  9. 「もし〜どうする(どうなる)?」
  10. 「本当だろうか」?

「要するに?」「たとえば、どういうこと?」は、あまり使ってないから、これから使っていこうと思った!

『同じ勉強をしていて、なぜ差がつくのか?』読んだ感想

「〇〇って何?」と聞かれると、「なんだと思う?」という返答はよくしていて、「調べて(ググって)みたら?」まではしていたけど、調べた後に「要するに?」「たとえば、どういうこと?」を重ねていこうと思いました。

「人生は(一生)勉強」っていうをよく聞くけど、「勉強」のイメージが学校の机に座って、楽しくないことをやるイメージが合ったけど、大人になり、自分で学びたいことを学習している時は「勉強」とは思っていないんですよね。

我が子達には、「勉強」のイメージは「楽しいもの」として感じられるようにしてあげたいですね!

それが出来ちゃえば、親は楽だし、子も楽しいはず!

この記事の本『同じ勉強をしていて、なぜ差がつくのか?』

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