そのうち読めたら読もうと思っていた、池上彰さんが監修の「なぜ僕らは働くのか – 君が幸せになるために考えてほしい大切なこと」を奥が図書館で借りてきました!
読みたい本がカブったのは初めてでびっくり!
なんとなく読んでみようと思っていたのですが、これは手元に置いておいて、子どもたちにちょこちょこ読んでほしい本でした!
『なぜ僕らは働くのか』の目次
- 第1章 仕事ってなんだ?
- 第2章 どうやって働く? どうやって生きる?
- 第3章 好きを仕事に? 仕事を好きに?
- 第4章 幸せに働くってどういうこと?
- 第5章 大人も知らない未来の“働く”
- 第6章 いま あたなたちに伝えたいこと
『なぜ僕らは働くのか』の気になったところ
裏表紙
ざっくりとこの本を読むと分かる内容が漫画で書かれていました。
P.8 登場人物紹介
登場人物ってなんだろうと思ったら、マンガと解説がセットになっていて、ストーリに合わせながら「働くこと」や「仕事」について知っていくことができる本でした。
マンガ部分が導入になっていて、より詳しい内容がイラストを交えた解説になっています。
各章の最初にマンガで、次に解説だからすごくわかりやすい流れになっています。
P.124 レンガ積みの仕事
いっけん同じ仕事をしていても、どんな意識で仕事をするかで、考え方や姿勢が異なるという話です。
ずっとレンガ積みだと思っていたのですが、以前読んだ「セムラーイズム」という本では、「3人の石工の話」として紹介されていました。
・・・この頃の私は、以前によく聞いたことのあるビジネスの寓話を思い出したものだ。ある時、三人の石工がお前はなんの仕事をしているのかと尋ねられた。一人は、「私は石を切って銭をとっています」と言い、一人は、「私は石を特殊な方法で加工する特技で仕事をします」 と言って、それをやってみせた。最後の一人は、ただ微笑して、「私は教会の聖堂を建てています」と言ったという。・・・
ー引用元:セムラーイズム、P64、第8章ドラブルの兆候
P.209 ある本の「あとがき」を読んで見る
物語の最後で、主人公が読んでいた制作中の本の「あとがき」を読むことになるのですが、親になってすごく気持ちがわかるのですが、自分が子供の頃にもこの本を読みたかったなと感じました。
『なぜ僕らは働くのか』読んだ感想
200ページちょっとの本なのですが、マンガとイラストが沢山の解説なので、数時間でサクッと読める本になっているし、ストーリーがあるのでかなり理解しやすく作られている本でした。
ただ単純に説明されていくのではなく、主人公と一緒に学んでいくことができます。
「はじめに」でも書かれていますが、対象は中高生向けですが、大人であっても「仕事に不満があったり、不安があったりする」時に、読んでみると初心に返って考えることもできるし、今の仕事でいいのか再考するきっかけになるかも知れません。
この本は、本棚に並べておきたい本になりました!
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