日本小児科学会が、小児へのコロナワクチン接種は「推奨します」という表現に変更していました

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2022年2月に、5歳から11歳の「コロナウイルスワクチン接種券」を受け取った時に、厚労省のデータ等を確認して、副作用のリスクのほうが高そうなので、接種を保留していました。

ただ、WBSを見ていたらオミクロン株の子どもへの影響が大きくなり、感染拡大・ワクチン未接種時の重症化が取り上げられていたので、改めて調べてみました。

国立国際医療研究センターのプレスリリース

紹介されていた元データを探したら「小児コロナ入院患者における症状などを“デルタ株流行期”と“オミクロン株流行期”で比較 ~オミクロン株流行期は“けいれん”が多く、ワクチン接種済みの患者で重症化した患者はいなかった~」というタイトルで、2022年8月12日に国立研究開発法人 「国立成育医療研究センター」と「国立国際医療研究センター」の名前で、公開されていました。

我が家は第1子くんが7歳なのでそれに合わせてみていくと、コロナワクチンを接種していたほうが重症化から守る事ができるかもです。

オミクロン株流行期は、デルタ株流行期に比べて2~12歳の患者で発熱やけいれんが、・・・有意に多かったことが分かりました。

・・・ワクチン接種が子ども達を重症化から守る方向に働いている可能性があることを示唆していると考えられます。

引用元:「国立成育医療研究センター」と「国立国際医療研究センター」のプレスリリース

注意書きにも記載がありましたが「患者それぞれからデルタ株やオミクロン株が証明されているわけではなく、あくまでそれぞれの株が国内の主流であった時期の患者を比較した研究であること」には、注意が必要ですね。

ちなみに、先程の研究期間では「オミクロン株流行期」「デルタ株流行期」ともに、死亡数は0人でした!

ただ、気になるのは前回保留する理由になった副作用との関係ですね。

日本小児科学会の学会の考え方・提言・見解等

そこで取り上げられていたのが、日本小児科学会のプレスリリースでした。

「5~17歳の小児への新型コロナワクチン接種に対する考え方」という題名で、2022年8月10日に
「日本小児科学会予防接種・感染症対策委員会」の名前で公開されています。

その冒頭でこのように記載されていました。

メリット(発症予防や重症化予防等)がデメリット(副反応等)を更に大きく上回ると判断し、健康な小児へのワクチン接種は「意義がある」という表現から、「推奨します」という表現に変更する方針としました。以下に理由と考え方を示します。

引用元:「日本小児科学会」のプレスリリース

10歳未満の死亡例が増えている

リリースを読み進めていくと「1. 感染状況に関する知見」の中で死亡例の比較があったのですが、先程の「国立成育医療研究センター」と「国立国際医療研究センター」のリリースでは死亡は0人でしたが、2022年7月26日までに「10歳未満の死亡例が8例」となっていました。

出典元:「5~17歳の小児への新型コロナワクチン接種に対する考え方」 ー日本小児科学会予防接種・感染症対策委員会

文章に記載がある引用を見てみると、「厚生労働省. 新型コロナウイルス感染症の国内発生動向 (令和4年7月26日24時時点)」となっていました。

男女ともに4人ずつですね。

デルタ株と比べると、オミクロン株のほうが危なそうですね。。

オミクロン株に対するコロナワクチンの感染予防効果(有効性について)

さらに読んでいくと「2. ワクチンに関する知見」という部分で、5~11歳へのワクチンの有効性についても言及されています。

国内で5~11歳への接種が承認されているワクチンは、現時点ではファイザー社製のみで、発症予防効果は当初90%以上と報告されていました、流行株がオミクロン株に変わってからの感染予防効果は31%発症予防効果は51%と低下しているそうです。

出典元:「5~17歳の小児への新型コロナワクチン接種に対する考え方」 ー日本小児科学会予防接種・感染症対策委員会

「安全性について」も記載されていますが、大人のワクチンでも言われているようにオミクロン株の変異株への有効性は下がっているみたいですね。

日本小児科学会が、小児へのコロナワクチン接種は「推奨します」という表現に変更していました のまとめ

子どもに対するワクチン接種情報が更新されていたので、元データを確認してみましたが、やっぱりまだ「保留かな?!」という感じですね。

ワクチンを接種していたほうが、重症化率は低くなるものの、オミクロン株への有効性は微妙そうだし、前回同様に副作用のリスクと比較した場合、どうなのかな。。。という感じでした。

 

第1子くんは、小学生だからまだ夏休みなので、学童へ行くことを控えるのも考えないとですね。

第2,3子ちゃんの保育園は、保育者(職員)への感染が拡大したせいで、開所するために必要な職員配置ができなくなって臨時休園になっていますが、、、子どもから感染ったような感じでもなさそうな。。(濃厚接触者を追跡しなくなったとのことで、どのクラスなのか、職員なのか子どもなのかもわからない状態なんですよね。)

幸い我が家では誰も感染していないので、引き続き感染対策をしっかりして、感染しないように注意していこうと思います。 今のところは。。

 

1つだけ気になっちゃったのですが、日本小児科学会のプレスリリースへの問い合わせは、「情報管理の観点から、FAXのみに限らせていただきます」と記載されていました。

「情報管理の観点から、FAXのみ」。。。。

「情報管理の観点から」。。。。

FAXのみ」。。。。

どういうことだろw 紙大好きか?!

 

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