川崎駅からすぐそばの東芝未来科学館が、無料なのにとっても楽しい(要入館予約)

施設
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第1子くんが「田中久重の万年時計を見に『東芝未来科学館』に行ってみたい!」と言い出したので、田中久重が誰か分からなかったのですが家族みんなで行ってみたら、無料なのにかなり楽しめる施設だということがわかりました!

子どもたちは実際に動かせる展示物やゲームを楽しんでいましたが、父的には「からくり人形」の実演と「万年時計」の説明がめちゃくちゃ楽しかった♫

『東芝未来科学館』はビルの中にあり、川崎駅からはほぼ直結なので、雨でも暑い日でも快適に楽しく遊ぶことができます!

『東芝未来科学館』の入館は事前予約制

『東芝未来科学館』は入館料が無料なのですが、入館は事前予約制となっているので注意が必要です。

ただ、事前予約制ということもありすごく混んでいる施設ではないので、体験ができるイベントや展示などは少し待てばすぐに利用することができました。

入館予約は、下記ページから申し込みできるので、混雑状況も含め確認してみてください。

『東芝未来科学館』開館時間・入館料

開館時間:火~土曜日 9:30~17:00
休館日:日曜日・月曜日・祝日・特定休館日
入館料:無料 (事前予約制)
TEL:044-549-2200
住所
〒212-8585 神奈川県川崎市幸区堀川町72番地34
スマートコミュニティセンター(ラゾーナ川崎東芝ビル)2F

『東芝未来科学館』で見れるもの

東芝未来科学館の館内はワンフロアですが、大きく3つのゾーン(ヒストリーゾーン、フューチャーゾーン、サイエンスゾーン)に分かれていました。

出入り口は1つで、インフォメーションには案内係の方が常駐していたので、子どもが自由に遊んでいても安心でした。

子どもたちが楽しんでいたものをピックアップして紹介します!

万年時計(@ヒストリーゾーン 創業者の部屋)

第1子くんが見たがっていた「万年時計」は、ヒストリーゾーンの「創業者の部屋」の真ん中に置いてありました。

ちなみに「田中久重」は、東芝の創業者の一人で藤岡市助とともに創業したそうです。

田中久重は「からくり儀右衛門」と呼ばれ、藤岡市助は「日本のエジソン」を評されていて、ゆかりの品々が展示されていました。

万年時計は、正式名称「万年自鳴鐘」といい、嘉永3年(1850年)から翌年にかけて、久重が設計・製作した機械式和時計で、2006年には国の重要文化財に指定されていました。

万年時計は、六角形の六面と天頂面の天球儀の7つの機能があったのですが、二組の(真鍮で作られた二重)ゼンマイを動力にして動いているそうで、今でも普通に動いていました!!

万年時計は「不定時法」

万年時計は、今の時代に使われている「定時法」の洋式時計と、昼夜をそれぞれ六等分する昔の「不定時法」の和時計がついています。

「不定時法」は、昼と夜をそれぞれ6等分し1単位を「一刻」と呼ぶのですが、季節によって昼夜の長さは変わるため1日のうちでも昼と夜の「一刻」は長さが違う方法でした!

そのため和時計の表示部分は、季節によって「一刻」の場所が移動しています。(下写真の円内一番外側の銀色の漢数字の部分です。)

時の呼び方は現在の「何時何分」ではなく、真夜中の12時から十二支を順番に当てられていて、夜12時が子(ね)の刻から始めて、昼12時が午(うま)の刻になります。

それゆえに「午前(午(うま)の前)」と「午後(午(うま)の後)」って言うそうですよ!

あと、幽霊が出やすいといわれている「丑三つ(うしみつ)時」も和時計の呼び方からきていました。(一つの刻(いっとき)を、四等分して「一つ」「二つ」「三つ」「四つ」)

ついでに、シャトレーゼが営業しているプレミアムスイーツの「YATSUDOKI」は、「八つ刻」=午後3時のことで、「おやつ時」という意味だそうです!(笑)

万年時計の時打ち音

色々と案内スタッフさんに教えてもらっていたら、万年時計が鳩時計のような感じで、鐘の音がなると聞いたので、大体の時間を聞いて「万年時計の時打ち音」を聞いてみました!

ただ、撮影に失敗して最後の3つしか聞こえなかった。。

静電気体験

子どもが大好き「静電気体験」です。

50万ボルトの静電気を発生させるボールに触れると、髪の毛が面白くなるやつです!

静電気体験は受付時間があるのですが、近くにいると案内スタッフさんが声をかけてくれました。

①10:00〜10:15
②12:00〜12:15
③14:00〜14:15
④16:00〜16:15

こんな感じで、髪が長いと楽しめます(笑)

からくり人形【実演】

ちょうどヒストリーゾーンに来たタイミングで、「茶運び人形」の実演と説明が始まりました。

ゼンマイで動いているからくり人形は、お茶碗を茶托に置くと動き出し、客がお茶碗をとり再び茶托にお茶碗を置くと自動的にユーターンして戻ってくる動きをします。

ユーターンする仕組みは「カム」が使われていて、

ゼンマイが一定の速度で力を使うのは、時計の仕組みに使われている「脱進調速機構」が応用されているそうです。

動画も撮影したので見てもらうとすごくわかりやすいです。

サイエンスショー

サイエンスショーは、入館してから観覧するための「整理券」をもらう必要があります。整理券はショー開始30分前から配られるのですが、定員になり次第終了してしまいます。

この時は、「磁石について」をみんなで見ましたが、撮影禁止だったのでホームページのイメージ写真を借りてみました。

出典元:イベント > サイエンスショー |東芝未来科学館

このときに教えてもらったのですが、朝イチに9:40から行われるのサイエンスショーは、整理券不要で見ることができるのでお得だそうです!

ナノライダー

「ナノライダー」は、フューチャーゾーンにある運転する乗り物の展示物です。

スマホの中にある半導体に入り込んで、電子を集めに行きます!

左手レバーはスピード調整で、右手レバーは左右のターンになっていました。

ヒストリーゾーン

ヒストリーゾーンの「1号機ものがたり」には、「日本初」「世界初」となった東芝製品がいっぱい並んでいます。

日本初の冷蔵庫や洗濯機、カラーテレビ、扇風機などが並んでいるのですが、白黒テレビのところには、テレビ放送が開始された日の新聞もありました。

ラジオ番組欄の端っこにテレビ番組欄があって、「NHK東京テレビ開局に当って」という番組でスタートしたようです(笑)

「1号機ものがたり」の部分で「バーチャル体験学習」という3D-360°の動画があったので見てみると楽しいです!

その他

この他にも色々な展示物や体験コーナーがありました! が、楽し無事が中心になってしまって、写真をあまり撮れていないので、ちゃんと撮影したとこだけ紹介。

消えるプリント「Loops」

色を塗った「オリジナルぬり絵」がタッチ画面モニターに表示されます。

ぬりえではみ出した部分も、ちゃんと反映されていました(笑)

ぬりえはもらってしまったのですが、実は消色機で全て消せるらしいです!

キミセンサー

最初に脈拍を測定した後に、自分の体がモニターにビジュアル化されました。

キューブ化された体の水分量がわかったり、体を動かして楽器を演奏したりできます。

科学の展示物

館内にはかなりたくさんの展示物があるのですが、実際自分で動かしたり、体験したりできる展示物がたくさんあります。

東芝未来科学館への設備など

コインロッカー

コインロッカーが入り口そばにあるのですが、よく見ると、

ロッカーの番号に合わせて、元素記号がつけられていました。

1番がH(水素)で、2番がHe(ヘリウム)、3番がLi(リチウム)と、続いていきます!

自動販売機

自動販売機は、キャッシュレス決済がたくさん使えるようになっていました。

ベビーカー置き場とトイレ

ベビーカーで訪れると、降りてきたエレベーターホールの奥に

「ベビーカー置き場」とトイレがあります。

通路の一番奥の扉前に、ベビーカー置き場があったのですが、ほとんど止まっていませんでした。

川崎駅から東芝未来科学館へのアクセス

JR川崎駅の改札を出て、

LAZONA(ラゾーナ)の方へ向かっていくと、

LAZONA(ラゾーナ)の看板をくぐるぐらいに、「東芝未来科学館」の案内が出てきます。

案内は細かく設置されているので、

この案内に従って進んでいけば、迷うことなく東芝未来科学館へ向かうことができます。

建物横の通路を進んでいって、

雰囲気が白から黒に変わったら、エスカレーターが見えてきます。

ベビーカーの場合は、ここで右側にあるビルの入口に入ります。

徒歩の場合

徒歩の場合は、このまままっすぐ進んで、

案内の看板に従って、エスカレーターを降りると、

降りてすぐ右手側に「東芝未来科学館」の入り口が見えます。

入り口ドアの横には「事前予約制」の掲示があったのですが、

よく見ると、QRコードからこの場で申し込みもできるようになっていました。が、予約がいっぱいだとすぐには入れないかも知れないので、事前予約してから言ったほうが安全ですね!

ベビーカーの場合

ベビーカーの場合は、赤矢印のエスカレーター方向には行かずに、緑矢印のオフィス入り口のような方に入ります。

入口部分には、車いす、ベビーカーはエレベーターを利用できることが書かれていました。

この入り口を入っていき、

警備員の方に声がけすると、さらに奥の方へ案内してくれます。

エレベーターに乗って降りると、

ベビーカー置き場やトイレのあるところに到着します。

まずはここから、インフォメーションに行って入館手続きをします。

川崎駅からすぐそばの東芝未来科学館が、無料なのにとっても楽しい(要入館予約) のまとめ

第1子くんが万年時計と田中久重の情報を得てきて、行ってみることになった「東芝未来科学館」ですが、想定外にたくさん遊ぶものがあり、大人も子どもも楽しむことができる施設でした。

子どもは、いろいろ遊べることが楽しいのですが、自然な流れでサイエンスに触れることができるし、東芝製品には身近な生活で利用しているエレベーターや自動改札機などなどについて、知ることができるのも楽しいですよ。

大人も子どもと一緒に、へぇ〜〜!ほぉ〜〜!ってできたので楽しかったです。

ぜひ一度入ってみてくださいな!

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